2017年7月27日木曜日

ホメオスタシス

猛烈な歯の痛みで歯科に駆け込んでから一週間が経過し、本日、歯科に再受診に行って参りました。
歯の痛みはと言うと、猛烈な痛みが去ってから夜中に無意識にやっていた歯の食いしばりが再発してきちゃって、眼が覚めると右側の奥歯がビミョーな感じになっています。
あと、固いものを噛むと痛みが走ることがありますね。
ということで、先生に「どうですか、その後」って聞かれた時に「先日の痛みが10だとしたら、今日は2.5くらいです」と、答えました。
痛み止めも抗生剤も断っていたのに、このレベルってビックリレベルらしいですね。
「何かやられました?」と聞かれたので、今回は素直に「ホメオパシーのレメディーとりました」って答えました。
今日は噛み合わせの調整をしてもらって終了。


さて今回のお題はホメオスタシス
日本語にすると恒常性。私たちの生態環境を一定の状態に保ち続けようとする傾向のことを言います。
良い状態を保ち続けようとするならいいのですが、身体のバランスが乱れた状態でこれが発動するとどーなるでしょうか? 乱れた状態でバランスをとろうとしちゃうんですよね。
バランスがとれちゃうと、どーなるか? 体はまぁ、満足しちゃうわけです。
長いこと身体のバランスが乱れた状態でいると、正しい状態に戻すのって意外に大変です。
私は以前、座っている時にはお行儀が悪いと思っていても脚を組まずには入られませんでした。身体のどこかが歪んでいて、座った時にバランスを取るために自然と脚を組むようになっていたんですよね。脚を組むのを止めようと思っても、組まずにはいられない! (結局これは、整体に数回通って身体の歪みを矯正してもらって治しました)。ホメオパシーを知る前の出来事ですが、身体の歪みをとったら今度は、あれだけ組んでいた脚を組むと違和感を感じるようになっていてビックリしたことを覚えています。
長期間歪んだ状態でバランスを取っている体にレメディー入れるとどうなるでしょうか?
新たにバランスをとろうとしはじめます。
この時に体のバランスを崩している要因があれば、そちらも一緒に変えていくのがオススメです。
例えば適度な運動とか食生活を見直すとか、ホントに基本的な事なのですが、これを変えるのも結構大変なんですよね(簡単だったら、とっくに変わってるわけですし)。
ただ、その事を認識するだけでも変わるきっかけにはなってくるかと思います。
一番大きな部分って実は自分自身の考え方、思考パターンだったりするんだなぁ、って最近の私は思うようになってきました。そこがしっかりすれば、レメディーなんて必要ないかもしれません。
大人の体は、やっぱり自分自身が作っているんですよね。
ホメオパシーは変な歪みを作ってしまった体を変える為の強力なツールの一つになると思いますが、あくまでもツールであってメインは自分自身が正しい状態でホメオスタシスを使いこなす事だと思います。

などと、偉そうに書いていますが、私のちょこっと狂ってるホメオスタシスは今現在、歯の食いしばりを発動してるんだよな。
これをしない状態にするにはどうすればいいんだろう?
一難去ってまた一難だけど、歯痛前はそこまで考えていなかったから一歩前進したとも言えるかも(笑)


2017年7月22日土曜日

結果(症状)より原因だ!

6月末くらいから右上の奥の方の歯の存在がなーんかビミョーに気になるようになってきたので、歯医者さんに検査の予約をしようとしたら1ヶ月超待ちと言われました。
まぁ、一ヶ月くらいならなんとか我慢できるよな〜・・・、と思ってそのまま予約を入れたのですが、予約から半月ちょっと経った先日の水曜日からその歯が猛烈に痛み出し、水曜の晩は痛みで眠れないほどになってしまいました。
歯痛にいいという色々なレメディーをとっみても、MTでうがいしてみても痛みは全然とれないし(というか、どんどん痛みが増していく!)、歯が当たるだけで鋭い痛みが走る!
ということで白旗あげて朝イチで歯科医にSOSの電話を入れて急患扱いで診療をお願いしました。

結果。
レントゲンを撮って言われたのが「歯自体が問題なのではなくて、多分、副鼻腔炎になっていて、そちらが原因で歯が痛いと感じているのだと思う」ということでした。
・・・そーいえば、以前にも似たような事を言われた覚えがうっすらとあるよーな・・・??

言われてみれば確かに鼻づまりがあるような気もします(←副鼻腔炎に関しては、この程度の自覚しかなかったのです)。

処置としては痛み止めを飲んで痛みをとる一方で炎症止めの抗生剤を飲んで副鼻腔炎の炎症を鎮めてから再度診断するしかないそうで・・・(要は痛みは痛み止めで騙しながら抗生剤で炎症を抑えれば結果として痛みも去るって話ですね)。
それならホリスティックケアで対処してみるから薬は不要ですと言って、痛み止めも抗生剤も丁重にお断りして帰途につきました。
一週間後に再検査の予約をいれ終了。

帰宅途中に念のために「副鼻腔炎 歯痛」でググってみたところ、酷い人だと延々数ヶ月以上、痛みに苦しむとグーグル先生が教えてくれて一瞬、まっつぁおになるオレサマ。
この痛みが数ヶ月続くなんて耐えられない!!! (食事もまともに出来ないから、やせ細るぞーっ。=水曜お昼から木曜終日は殆ど痛みでまともに食事がとれなかったのです)

ということで歯痛からのアプローチで選んでいたレメディーを診断名そのものの副鼻腔炎に変えてとるレメディーを変更。
副産物として、副鼻腔炎からの痛みにお勧めのレメディーも発見しました(ということは、副鼻腔炎からの痛みって結構メジャーって事ですよね)。

早速、レメディーマシンでレメディーを作って30分おきにリピートし始め、ついでにQXもかけるも、その日は特に変化を感じることもなく終了しました。
変化を感じはじめたのは夜中から。
まずは鼻水が出始めてきたんですよね。
翌朝には痛みがひいてきている感じがしはじめ、副鼻腔炎からの痛みのレメディーのリピート回数も減り、翌々日にはほぼほぼ痛みは消え、痛みのあった歯を使って食事をすることも出来るようになるまでに回復していました!
三日目の今日はといえば、あの痛みが嘘のように消え去りました。右側の歯をカチカチいわせても全然痛みはありません!
鼻水も殆どなくなりましたが、若干、鼻づまりの感覚はあるので副鼻腔炎のレメディーは暫く継続するつもりです。

症状に目を奪われて、そっち方面のレメディーをいくらとってもかすりもしなかったのが、原因に対して選んだレメディーをとったらキチンとヒットするんですよね。
結果よりも原因に対してアプローチしないと意味がない、というのを体感しました。
症状はあくまで結果でしかないんですよね。
そして病院の検査も情報を得る貴重なツールの一つです。

今回は急性症状だったので、レメディーをとると素早く結果が出ましたが、慢性症状の場合は素早い結果を期待するのは間違いです。症状に時間軸があるように、レメディーにも時間軸がありますから、その法則に外れた場合はレメディーによる症状の抑圧という結果も想定されます。レメディーで症状を抑圧しちゃったら意味ナイもんね。

2017年7月13日木曜日

あら、そーなのね・・・

ネットサーフィンをしていて偶然、ホメオパシー愛好家の方の記事の中の「勿論、ホメジャ系以外のホメオパスを探して」という一文に目が釘付けになりました。
ホメジャ系??
以前、色々な流派のホメオパスが集まる勉強会に参加したときにも似たような事を言われて非常に違和感を感じたことがあったのですが、狭い業界の中でもそんな区別があるのですね。それも結構、否定形での言われようにビックリするやらガックリくるやら複雑な心境でした(苦笑)←私もくくりでいったら当然「ホメジャ系のホメオパス」ということになりますからねぇ・・・。
でも、ホメジャ系とそれ以外というくくりでホメオパスを選ぶのって勿体ないな〜、というのが正直な感想です。

当然と言えば当然ですが、ホメジャ系ホメオパスと言っても、知識もレメディーの出し方も考え方も人それぞれです。
私は基本的に数種類のレメディーを混ぜたレメディーは使いませんが、それでも1日に2〜3種類の単独のレメディーをとっていただく方式を採用しています。レメディーは粒ではなく液体のものを使いますが、飲まずに嗅いでいただくのが基本です。
これらはいわゆる「ホメジャ系」の主流の出し方とは異なります。かといって「ホメジャ系以外」(これは多分、いわゆるクラシカルと呼ばれている方々だと思います)の主流の出し方でもありません。
では、なぜそのような出し方をしているかといえば、今まで国内国外の色々な流派の先生の講義を受け、学び続け、実践をし続けた結果のチョイスです(当然、今でも学び続けていますので、レメディーの出し方なども今後変わってくる可能性もありますが・・・)。

私はレメディーも、とり方によっては症状を悪化させたり、逆に抑圧させてしまうこともあるとも考えています。
個人的にレメディーをとった瞬間に「これはすごい!」と言うミラクルも体験していますが、それって急性症状以外には考えられないとも思っています(長年悩んでいる慢性症状がたった数粒のレメディーで劇的に改善したとしたら、私だったらまずレメディーによる抑圧を疑います)。
慢性症状の改善はある程度の時間がかかると考えます。
可能な限り心身に負担をかけず、非常に自然な状態で改善させるのが理想です。

冒頭のホメジャ系以外のホメオパスにかかった方は結局、思うような結果を得られず別の療法をチョイスしてセルフケアだけホメオパシーでやっているそうです。
なんか色々な意味で勿体ないな〜、と思った記事でありました。

そそ
蛇足ですが、個人的にはホメオパシーによる自己流のセルフケアはあまりお勧めはしないです。これも今までの体験ですが、セルフケアで出来ると思っている範囲がすごすぎることが多いというのが一番の理由ですが(たまにパーキンソンに挑んでいる方とかがいてドビックリするわけです)、急性症状の根源に慢性症状が隠れていたりするというのもありますね。
でも、基本キットなんて入手しちゃったら絶対、セルフケアしたくなる気持ちも理解できます(なぜなら、私も色々試したからでーす)。

2017年7月2日日曜日

あっちゅー間に

あっちゅー間に一週間が経ち、7月に突入!
時間って知らないうちにどんどん進んでいきますよね〜。

私事ですが、6月に入って非常に調子が良くなって油断してレメディーをとるのを忘れがちになったりしていたら、6月末にドカン! と来ました(^^;
レメディーとり忘れもさることながら、ポーテンシー上げるのもスッカリ忘れていたのが敗因かと・・・。

レメディーにも作用期間というのがありまして、ある人の症状にぴったんこのレメディーをとっていても、ある期間が過ぎると症状とレメディーのエネルギーパターンにズレが生じてしまうんですよね。
ズレが生じたレメディーをとっていても無駄なんです。だってずれちゃってるからね〜。
症状やポーテンシーによって作用期間にも幅はありますが、おおよそ1ヶ月ちょっとでズレが生じ始めます。
なので相談会の推奨間隔も1〜1ヶ月半くらいで再相談に来て下さいね、とお願いしているわけなのです。

でも調子がいいと、そんなに月日が経ってるって事を忘れちゃうんですよね。
私の場合、レメディーとるのも殆どの場合が嗅いで貰っているので、1〜2ヶ月程度では物理的にレメディーがなくなっちゃうこともないから余計かも。



で。
作用期間が終わっちゃったレメディーを、それとは気付かずにかぎ続けているとどうなるかというと、レメディーのお陰で調子が良くなっていたんだけど自力ではまだ調子を良くすることが出来ないような人は十中八九、症状が戻ってきます。
今回の私がまーさーに、その状態でした(^^;
調子がいい状態のままレメディーを変えていけばいいのに、ついつい忘れちゃうんですよね。とーっても勿体ない事です。

慢性症状が酷い人の場合、調子が良くなってついレメディーをとるのを忘れちゃうのが勿体ないパターンそのいち。
勿体ないパターンそのには、調子がいいからって2ヶ月以上も同じレメディーを使い続ける事。
どちらもレメディーの情報が身体に届かないと言う点で勿体ないです。
今回、自己反省も込めて記事にしてみました(^^;